狭心症・心筋梗塞  腎血管性高血圧(腎動脈狭窄症)  成人先天性心疾患の外科治療  下肢静脈瘤
 心不全  閉塞性動脈硬化症  心臓弁膜症  大動脈の病気
 不整脈  腎不全 透析療法  冠動脈バイパス術  
 高血圧    頸動脈狭窄症  整形外科
  眼  科  人間ドック     救急医療
腎不全・透析療法 

腎不全・透析療法 
 
腎臓は体内の水分や電解質のバランスを保ち、老廃物を尿中に捨て、骨の維持や貧血を改善するホルモンを産生する大変重要な臓器です。腎臓の機能が低下し、腎不全状態になると体のバランスが保てなくなります。進行すると尿毒症と言われる状態になり、命の危険もあります。
 腎臓の病気の原因は慢性腎炎をはじめ、糖尿病や膠原病などによる二次性腎障害、高血圧による腎硬化症、遺伝性の多発性のう胞腎など様々なものがあります。
腎臓病はゆっくり進行して腎機能が次第に低下し、慢性腎不全に至る場合が多いです。尿毒症になると、代替療法として透析療法が必要になります。腎移植をする場合もあります。
したがって、腎臓病では定期的に受診して現在の病状を正確に把握し、腎障害の進行を少しでも遅延させることが最も大切であると考えられています。

腎臓病の経過をみる上でよく行われる検査は、尿検査、血液検査、腎機能検査、画像検査、腎生検があります。治療としては、原疾患の治療、生活指導、食事療法、薬物療法、透析療法、腎不全による症状に対する治療等があります。
詳しくは日本腎臓病学会のホームページをご参照ください。

 当院では健診での尿異常から、急性腎不全、慢性腎不全、血液透析療法の導入、維持透析、合併症、体外循環療法を行っております。また、腹水濾過濃縮再静注法(CART)などの特殊血液浄化療法にも対応しています。


透析療法

 尿毒症状態に対する根本的な治療は「腎移植」ですが、ドナー不足もあり一般的に行われているのが「透析療法」(血液透析と腹膜透析)です。日本国内では、毎年3万人を超える人々が透析療法を始め、透析患者の総数は30万人を超えています。これは、国民の400人に1人、高齢者に限れば100人に1人の割合となります。透析治療を必要とする患者さんの存在は今や決して珍しいことではなくなっています。
透析治療は腎不全患者さんの命を守るために行う治療です。透析療法には腹膜透析と血液透析があり97%が血液透析をおこなっております。血液透析は血液の体外循環により人工腎臓に血液を通して尿毒素を除去します。腹膜透析は自分のお腹にある腹膜を使い尿毒素の除去を行います。


     血液透析

腹膜透析
当院では主に血液透析療法を行っており、血液透析に必要なバスキュラーアクセスの造設手術(人工血管含む)から透析療法の導入、維持透析、透析合併症の対応、アクセス不全の加療(経皮的血管拡張術、再建術等)をおこなっております。
内 科  市川 明子