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心臓弁膜症 
 
大動脈弁狭窄症
 大動脈弁が充分開かないため左心室から全身へ血流が十分に送り出せません。そのため、心筋も酸素不足となり危険な不整脈を生じることもあります。
 大動脈弁閉鎖不全症
 大動脈弁が閉じないため、血液が左心室へ逆流します。そのため左心室への容量負荷がかかり心拡大を起こします。進行すると心不全につながります。
 
僧帽弁狭窄症
 僧帽弁が充分に開かないため左心房から左心室への血流が障害されます。その結果、左心房が拡大し不整脈(心房細動)を起こし、血の塊(血栓)が形成されやすくなります。また、肺にも水がたまり呼吸苦を引き起こします。

 僧帽弁閉鎖不全症
 僧帽弁が閉じないため左心室から左心房へ血液が逆流し左心房に負担がかかります。その結果、不整脈(心房細動)が出現したり、進行すると心不全につながります。
 

   生体弁  機械弁
   
 素  材  ウシやブタの生体組織  チタンやパイロライトカーボンなど
 血栓のできやすさ  血栓はできにくい  弁の周りに血栓ができやすい
 耐 久 性  10〜20年  半永久的/20〜30年
 抗凝固剤療法の有無
(ワーファリン)
 術後2〜3ヵ月程度  生涯にわたり必要

感染性心内膜炎
 血液に侵入した細菌が心内膜や心臓弁に感染し心臓弁を破壊します。その結果、心不全や塞栓症を引き起こします。感染の誘因には、歯科治療、風邪、免疫不全などがあげられます。

治療法
 当院では自己弁を温存した弁形成術を積極的に行っております。人工弁による弁置換術を行う場合は主に2種類の弁(機械弁・生体弁)を年齢、病態、生活環境に合わせ選択していただきます。

経カテーテル大動脈弁治療(TAVI)
 TAVIは、重症の大動脈弁狭窄症に対する新しい治療法で、カテーテルを使って人工弁を留置します。
TAVIは人工心肺を使用しなくて済むことから、患者さんの体への負担が少ないですが、対象となるのは主に高齢のために体力が低下している方や、その他の疾患を合併しており従来の心臓を止めて行う手術が不向きな患者さんです。TAVIを行っている施設と連携し、紹介を行っています。お気軽にご相談ください。
心臓血管外科
 依田 真隆